神風連資料館は、1978年(昭和53年)11月に桜山神社敷地内に開館しました。故荒木精之氏が発起人となり、多数のご支援の元で資料館を作ることが出来ました。多くの方の神風連烈士達の思いを後世に残そうと言う気持ちが、目に見える形としてこの場所を望んだのでしょう。
神風連資料館は、私が神風連に興味を持ち、彼らをもっと知りたいと思う気持ちになった原点の場所でした。また、資料館では当時の資料館長より、神風連についての丁寧な説明を頂きました。神風連烈士達の遺品や関係パネルを目にする事で、約150年前の出来事がありありと自身の心に浮かんだ事を覚えています。
残念ながら、令和6年9月に神風連資料館は閉館となりました。今は烈士達を祀るこの場所で、彼らの遺品を目にして生きた証を見て感じる事は出来ません。しかし、神風連烈士達が神を敬い、命を賭けて我が国を守ろうとした思いは永遠に生き続ける、そう確信しています。

以下の画像は、現在の桜山神社敷地内


